珍文のコーナー

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docker備忘録 その1

前回の記事でおうちサーバを新しく構築しました。
せっかくだから今はやりのDockerで遊ぼうということで、Docker初心者が苦労しながら覚えていく過程を記録に残します。

おさらい

おうちサーバのスペックはこんな感じ。

ベアボーン Desk mini 110/B/BB
CPU Intel Corei5-6500
Memory Crucial SODIMM DDR4-2133 8GB * 2
Storage Western Digital Black 2.5inch 1TB
OS CentOS 7.2

うーん。デスクトップより性能いいぞこれ。ITの進歩はいまだに早いなぁ。

まずは環境を整えよう

CentOS 7 に触るのも初めてなので、Docker入れる前に苦労した。
コマンド体系変わってるのね・・・
参考サイト

Step1. root以外のユーザを作って、管理者権限への昇格を可能にしよう

とりあえずrootでログインして、今後のためにユーザを作りましょう。

# useradd [username]
# passwd [username]
# usermod -G wheel [username]

一応確認。

# less /etc/shadow
# groups [username]

参考サイト

Step2. network 周りの設定

もろもろDHCPで配られてるものの、IPが変わったりすると面倒なので全部設定します。
あと、SSHで入れるようにしないと後々面倒なので。

ちなみに、ここら辺の設定はCentOS 6などと同様に /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-[device] を直接編集しても大丈夫そうですが、CentOS 7 を覚えるためにも nmcli を使うことにしました。
nmcli は Cisco系のコマンド体系と結構似ていて、前方一致でコマンドの省略が可能です。

設定確認用コマンド。

# ip addr show
# nmcli device show
# nmcli device show [device]
# nmcli con show [device]

最低限の設定投入。

# nmcli con mod [device] connection.autoconnect "yes"
# nmcli con mod [device] ipv4.addresses "[ip address]"
# nmcli con mod [device] ipv4.dns "[ip address]"
# nmcli con mod [device] ipv4.gateway "[ip address]"
# nmcli con mod [device] ipv4.method "manual"

再起動して反映させる。

# systemctl restart NetworkManager

ここまで出来たら設定確認用コマンドで確認しましょう。
ちなみに、私は他にもsshのもろもろ設定変更したり、sshdを起こしたりしたり、インタフェース名をeth0に変更したりしてます。

参考サイト

Step3. もろもろコマンドインストール

こんなコマンド入れてます。

  • nkf
  • lspci
  • jwhois
  • emacs
  • dig(bind-utils)
  • git

Step4. アップデート

一通り終わったら、全体的にアップデートしておきましょう。

# yum update -y

やっとDockerに・・・

ここまでやってやっと環境設定終了です。
Dockerを入れると決めたので、細かいツールなどはすべてDocker側で対応するので最低限のみインストール。

ということで、とりあえずDockerをインストール。

# yum install docker

Dockerの起動確認。

# systemctl status docker
# systemctl start docker (起きてないときはコレ)

Docker自動起動設定。

# systemctl list-unit-files -t service
# systemctl enable docker (自動起動したいならコレ)

参考サイト

まとめ

ということで、CentOS 7 の環境設定とDockerのインストール、自動起動設定までが終わりました。

今回はDockerにほとんど触ってないですね・・・
次回からはやっとDockerに触れていきます!